光検出器(PD)と汎用の処理回路(PE)を画素ごとに直結したものを1チップに集積化することにより、走査機構を有するテレビカメラと画像処理装置を用いたシステムでは実現不可能であったビデオフレームレートをはるかに越える高速リアルタイムビジョンシステムの実現をめざしています。具体的には、VLSI技術を利用したビジョンチップデバイスの開発とともに、高速ビジョンのための新しい画像処理理論、高速ビジュアルフィードバックなどへの応用に関する研究を同時に進行することにより、ソフトウェアも含めた上でのシステムとしてより有効なビジョンチップシステムアーキテクチャを開発しています。
0.35umのプロセスによるビジョンチップ
4096画素のプロセッシングエレメントをフォトディレクタとともにワンチップ化したもの。


ビジョンチップの応用として1msのフィードバックレートを有する高速ロボットシステム
ビジョアルフィードバックシステムとして世界最高速のシステムである。



石川 正俊 教授
所属・連絡先
東京大学 情報理工学系研究科
システム情報学専攻/創造情報学専攻
工学部 計数工学科

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研究成果・受賞など詳しくはホームページをご参照ください。
http://ishikawa-vision.org/index-j.html